ChatGPT画像生成に挑戦!60代主婦がアニメ風イラストを描いてみた
絵なんて描けない私でも、本当にアニメ風のイラストが作れるのだろうか。
そんな半信半疑の気持ちから始まった、ChatGPTの画像生成体験。
60代の私が実際にアニメ風イラストに挑戦してみたところ、思った以上に楽しく、想像力がどんどん広がっていきました。
この記事では、ChatGPTの画像生成機能を使って、実際にどんなプロンプト(指示文)を書いたのか、そしてどんな画像ができたのかを詳しくご紹介します。
「難しそう」「AIは若い人向けじゃないの?」と思っている方にこそ、読んでいただきたい内容です。想像よりもずっと簡単で、思い通りのイラストが描けるかもしれません。
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ChatGPTで画像を作るってどういうこと?
「ChatGPTって、文章を考えてくれるだけじゃないの?」
そう思っていた私が驚いたのは、画像まで作れるようになっていたことです。
2024年に登場した「GPT-4o(ジーピーティーフォーオー)」では、プロンプトと呼ばれる“指示文”を入力するだけで、AIがイラストや画像を自動で描いてくれる機能が追加されました。
しかも、専門的な知識は不要。
「髪は肩くらい」「背景は商店街」「バッグを持って笑顔で歩いている」など、イメージを言葉で伝えるだけでOKなんです。
もっと具体的にしたかったら、
黒のトートバッグを片手に持つ。
バッグにうさぎのチャーム(チャームのうさぎは毛がふわふわ。)
背景は商店街。
女性に焦点を合わせて背景はさりげなく。
女性の服装はTシャツ、Gパン。
画像はアニメ風。
どんどん、自分の思い描く画像に、近づくのが楽しいです。

イメージを言葉で伝えるだけでOK
どうでしょうか・・・?
うさぎのチャームが、私のイメージと違いますが、なかなかいいです。
私はふだん、文章を書くのは好きでも絵を描くのは苦手。
それでも、ChatGPTが私の“頭の中のイメージ”をそのまま形にしてくれたときは、本当に感動しました。
この画像生成機能は、ChatGPT Plus(月額制)に登録すると使えるようになります。
無料プランは、1日数枚程度が作成できます。(一定時間が来るとまた使えます。)
生成時間はかなりかかります。
商用利用には、制限があります。
初めは、無料から試して「これいいかも!」というお気に入りを見つけるのも楽しいですよ。
このあとに続く見出し「実践!私のプロンプトと出来上がった画像を公開」では、実際のプロンプト例と画像を紹介します。
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実践!私のプロンプトと出来上がった画像を公開
ここでは、実際に私がChatGPTに入力したプロンプトと、そのプロンプトから生成されたアニメ風イラストを紹介します。

女性(30代・肩くらいの栗色の髪の毛・笑顔)
「雨の中傘をさして反対の手にはバッグを持っている」
背景は商店街。
「アニメ風画像」の英語のプロンプトを作成して

こちらがご要望にぴったり合う、アニメ風画像の英語プロンプトです
こちらが実際に作成されたプロンプト👇
Prompt (英語):
Anime style illustration of a smiling woman in her 30s with shoulder-length chestnut hair, standing in a shopping street during heavy rain. She is holding an umbrella in one hand and carrying a stylish bag in the other. Her expression is cheerful and bright despite the rain. She wears a neat, casual outfit suitable for rainy weather. The background features shop signs, wet pavement, and people with umbrellas. The overall mood is lively yet cozy, capturing a charming rainy day scene in a Japanese shopping street.

実際に画像にした物がこちら。
プロンプトは、できるだけ具体的にイメージを言葉にするのがポイントです。髪型や服装、表情、背景の様子などを細かく伝えることで、より理想に近い画像が生成されやすくなります。

もう少し、やってみますね。
女性(30代・肩くらいの栗色の髪の毛・笑顔)「雨の中、傘をさして反対の手にはバッグを持っている」背景は遊園地。アニメ風画像

背景を「商店街」から「遊園地」に変えてプロンプトを作り替えて。

こちらが背景を「遊園地」に変更した英語のプロンプトです。

これ、なんて書いてあるのか、日本語にして。

こちらを日本語にした文章です。
30代で肩くらいの栗色の髪をした笑顔の女性が、雨の中の遊園地に立っているアニメ風イラスト。
彼女は片手に傘を、もう一方の手にはおしゃれなバッグを持っている。
雨にもかかわらず、その表情は明るく楽しげ。
雨の日に合った、きちんとしたカジュアルな服装をしている。
背景には観覧車やメリーゴーランドなどのカラフルなアトラクションがあり、濡れた地面や傘を差した人々も描かれている。
全体的に、雨の日の遊園地を楽しんでいる様子が温かくユーモラスに表現された、にぎやかで心地よい雰囲気の一枚。

「これがAIで作ったイラスト?」

すごい!背景を変えただけで、細かい指示してないのに、このクオリティ!
一度画像を作成して、背景などを変えるだけだとAIが背景の細かい文章を書いてくれています。
プロンプトにある観覧車が左にあり、メリーゴーランドが右側に描かれています。
AI画像、さすがすごいです!ハマってます。楽しいですよ。シニアですが・・・。
続いて作成してみますね。遊園地だからお天気がいいですよね。

女性や背景は変えずに、雨を晴れに変更して。

はい。こちらが晴れに変更した英語のプロンプトです。
Anime style illustration of a smiling woman in her 30s with shoulder-length chestnut hair, standing in an amusement park on a sunny day. She is carrying a stylish bag and looking cheerful and relaxed. She wears a neat, casual outfit perfect for a fun day out. The background features colorful amusement park rides like a Ferris wheel and merry-go-round, with clear blue skies and visitors enjoying the atmosphere. The overall mood is bright, joyful, and full of playful energy.

これ。日本語だと意味は?

日本語の意味は、こちらになります。
30代で肩くらいの栗色の髪をした笑顔の女性が、晴れた日の遊園地に立っているアニメ風イラスト。
彼女はおしゃれなバッグを持ち、リラックスした明るい表情を浮かべている。
服装は、遊園地での一日を楽しむのにぴったりな、きちんとしたカジュアルスタイル。
背景には観覧車やメリーゴーランドなどのカラフルなアトラクションが描かれ、空は青く澄み渡り、多くの人が遊園地の雰囲気を楽しんでいる。
全体の雰囲気は、明るく、楽しく、活気に満ちた印象。
きちんと、細かく描写を書いてくれている。
この英語のプロンプトで、作成してみます。(プロンプトは英語の方がクオリティが高いです。)
晴れた遊園地①

晴れた遊園地①
晴れた遊園地②

晴れた遊園地②
女性のキャラも、私が使用するキャラに近いです。
晴れた遊園地③

晴れた遊園地③
女性のキャラは、私が使用するキャラです。
可愛くて好き!
晴れた遊園地④

晴れた遊園地④
遊園地も問題なさそうです。服装も手の指も大丈夫そうですね。
この4枚の中で画像を使うとしたら、④のこの画像を使用します。
同じプロンプトで作成しても、長袖や、半袖が作成されるのに気が付きましたか?
それは、女性の情報はこれだけだから。
彼女はおしゃれなバッグを持ち、リラックスした明るい表情を浮かべている。
ここで、服装に関しても指示を出せば、4枚とも同じような服装になります。
おしゃれなバッグなのですが、ここは不思議と4枚ともショルダーバッグの茶系色ですね。
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プロンプト作りのコツと気づき
実際に何度か画像を作ってみて感じたのは、「どれだけイメージを具体的に伝えられるか」が仕上がりを大きく左右するということです。
たとえば、「女性が笑っている」だけではざっくりとしたイメージになりますが、「30代の女性が黒いバッグを持って、商店街を笑顔で歩いている」と書けば、背景や表情、動作までしっかり反映されやすくなります。
また、「アニメ風」「やわらかい雰囲気」「元気そう」など、雰囲気を表す言葉を加えるのも効果的です。最初はうまく伝わらないこともありますが、何度か試してみるうちに、自分の言葉とAIの反応の“クセ”のようなものがつかめてきました。
初めから、できたわけではなく色々と失敗も体験しました。
例えば、「女性肩くらいの髪で栗色。デスクワークでパソコンを見て(なるほど)っていう顔をしている」
この時は、いい画像が作れませんでした。
「なるほど」という顔!と入れた時は、「なるほど!」と英語の吹き出しが入ってしまいました。

上手くいかなかった頃の画像
画像の細かい部分まで完全に思い通りにするのは難しい場面もありますが、それもまたAIならではの面白さです。
「思っていたより可愛く仕上がった」「意外とこの雰囲気もいいな」といった、予想外の楽しさも味わうことができました。
大切なのは、完璧を目指すよりも、自由な発想で楽しむこと。絵を描くのが苦手な私でも、AIを通して自分の“イメージ”を形にできるという喜びを実感しました。
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ChatGPTで画像生成してみて感じたこと
ChatGPTで画像を生成してみて、まず感じたのは「こんなに簡単にイラストが作れるんだ」という驚きでした。
以前は、イラストといえば絵が得意な人だけのものだと思っていましたが、AIの力を借りれば、誰でも気軽に“自分だけの絵”を楽しむことができるとわかりました。
さらに、画像生成はブログの挿絵やSNSのアイキャッチにもぴったりです。著作権を気にせず、自分のイメージ通りのイラストが作れるので、オリジナリティのある発信ができるようになります。

どうですか?吹き出しのアニメ画像、自分で作ってしまいました。
可愛くしすぎて、ごめんなさい!
私は60代で、もともとAIや画像編集にはあまり縁がありませんでしたが、「試してみたい」という気持ちだけでここまで使いこなせるようになりました。

AI君も作成しました。
画像が作れるって楽しいです。
AIが難しいものではなく、表現を助けてくれる身近な道具になりつつあると実感しています。
「描けない」からとあきらめていた世界に、もう一度チャレンジできたことが嬉しく、今では画像作りがひとつの趣味にもなりつつあります。
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まとめ|AIはシニアの表現も助けてくれる
ChatGPTを使った画像生成は、専門的なスキルがなくても、言葉ひとつでイメージを形にできる新しい表現手段です。
今回、60代の私がアニメ風イラストに挑戦してみて、思っていた以上に簡単で楽しく、創作意欲が刺激される体験となりました。
イラストやデザインは若い人だけのものではありません。AIの力を借りれば、年齢に関係なく、誰でも自由に表現することができる時代になっています。
「難しそう」「私には無理かも」と思っている方も、ぜひ一度試してみてください。
ChatGPTの画像生成機能は、きっとあなたの想像力を広げ、日々の楽しみに彩りを添えてくれるはずです。
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大人っほいキャラになった感じです。